花鳥風月 ふゆみずたんぼ日記

15年前に始めた「ふゆみずたんぼ」に通い、日々田んぼで起きている花鳥風月を感じながらササニシキを作っている兼業農家の日記である。

今日で今年も終わります

 今年も今日で終わります。こんなにも早い一年は初めてでした。今年はあまりにも多くのことがありました。大震災・原発事故によって、多くの人が大切な人を失い、多くの人が苦難の道を歩むことになりました。私自身も教え子を亡くしました。私自身も9月に体調を崩し、いままで行ったこともない病院に行きました。そんな状況の中で、多くの人たちが手を差し伸べ、温かい声をかけてくれました。本当にありがたく、動きたくても、動けない状況でしたが、また歩き始めることができました。

 最近、以前読んだ本を読み返していました。廣瀬裕子さんの「もういちど、深呼吸」(出版:PHP研究所)という本です。私がこの本で忘れられない一文を紹介したいと思います。

 「おもいがけないできごとが起これば、人は立ち止まります。悲しいことがあれば歩けなくなります。それが、ふつです。そんなときは、自分の経験する出来事のなかにあるメッセージに耳をかたむけるこころのの余裕がなくなります。立ち止る必要があるから用意された時間だとしても、そう思えないときはあるのです。

 私も立ち止ったことがあります。歩けなくなったことがあります。そんなとき、私を助けてくれたのは、やはり、私におとずれたできごとでした。新たに出会うこと、出会う人。そのなかにあるメッセージやその人たちの気持ち。いままですごしてきた中で受け取ってきた思い。そのことに気付いたとき、また進むことができたのです。

 私が出会ったこと、出会った人たちから受け取ったものがあります。それは私の人生に必要なものでした。

 楽しいことの中にあるメッセージも、悲しいことの中にあるメッセージも、みんな必要なことだと思えるようになったとき、また、次の扉がひらくような気がします。」

 私も今年新しい出会い、新しい出来事、いままで出会ってきた人、その思いをたくさん受け取って来ました。その思いを胸に新しい一年を迎えたいと思います。

 今年も遠藤農園のお米を購入してくださった皆様、支援物資を送ってくださった皆様から受け取った思いを大切にしながら10年目の稲作りに挑戦しながら、石巻の復興に向けての支援活動を継続していこうと思います。1年間ありがとうございました。
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  1. 2011/12/31(土) 09:44:10|
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支援物資の配布が完了しました!ご支援いただいた皆さまに・・・



昨日で今年ご支援いただいた支援物資はすべて被災地に配り終えました。今年の11月に鎌倉から橋本さんが、たくさんの湯たんぽと手作りの湯たんぽカバーを被災地石巻市に運んでくれたことが、支援の輪を大きく広げてくださいました。



どの被災地に行っても、大量のガレキを見ないことはありませんでした。沿岸部の在宅避難者の支援が急務でした。



支援に向かう途中で、津波で流された自動車の山が帯状に重ねられていた風景を見ることは当たり前のようでした。



被災地に温かい湯たんぽが届けられ、被災した方々もほっとしていました。



冬物衣料を購入したくても、大きく被災した自宅を修理する費用が莫大なため、日常生活の物を購入することさえできない状態でした。



せめて温かく眠ることができるだけでも、次の日への力となるはずです。湯たんぽと湯たんぽカバーを手に取る被災者の方々にも、少し笑顔が見られたことが何より嬉しいです。橋本さんと奥さまの声掛けで、東京から多くの方々の温かいご支援をいただきました。この一年はとても早く、こんなにも早く感じた一年はありませんでした。あと2日で今年も終わりますが、今年多くの方々からいただいた温かいお気持ちを胸に、ゆっくりですが、また半歩、一歩と復興に向けて歩んでいきたいと思います。多くの方々にこのブログをご覧いただき、またこの支援活動をご理解・ご協力いただけたこと、本当にありがとうございました。







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  1. 2011/12/30(金) 09:02:44|
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お餅と冬物衣料を運びました



今日は妻が石巻市内2ヶ所に支援物資を配布してきました。1ヶ所目は妻の親友も亡くなった地域で、家屋の損壊も激しい場所で中浦という場所です。もう少しでお正月ということもあり、東京の音楽関係企業からいただいたお餅を持って行きました。



また、冬ということでお茶漬けの元も持って行きました。温まりそうですね。



この方はこの地域に顔の広い方です。「あら!お餅が食べられるとは思わなかったわ!」とても喜んでいただきました。「ご近所にもおすそわけするわ!」と、さっそくご近所に配布してくださいました。今回はお餅を20キロ持って行きました。



ブロック塀が壊れるほどの強い津波が押し寄せたようです。



2ヶ所目は沿岸部の在宅避難者のお宅へ運びました。この方はこの浜の会長さんで、ご近所の在宅避難者へ物資の配布をしてくださるので、こちらのお宅へたくさんの食料と冬物衣料を置かせていただきました。東京や鎌倉からお届けいただいた支援物資を有効に活用させていただきました。支援物資を集めてくださった方々、またその物資を宮城県までリレーしてくださった方々、本当にありがとうございました。








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  1. 2011/12/29(木) 22:20:01|
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12月から届いた冬物支援物資 その5



いよいよ今年の支援物資の紹介も最後になりそうです。厚手のフリースなどが入っていました。



こちらは高級感漂うコートです。



こちらは女性用のスカートが大量に入っていました。



こちらはウールのコートです。



厚手のシャツありがたいです。



仕分けをしながら感じたのですが、どの服も新しいものやしっかりした衣類が多く、とても気遣っていただいていることが感じられます。



こちらはウールのセーターがたくさん入っていました。



こちらはマフラーと毛糸の帽子がたくさん入っていました。



ウールのタートルネックセーターやマフラーがたくさん入っていました。



厚手のセーターとフリース地の毛布です。今回は東京の小出さんの紹介でたくさんの女性から冬物支援物資を届けていただきました。女性ならではの気配りで、新品に近いものや、きれいな衣類が多く、なおかつ被災者が必要とするような衣類が多く、今日も配送時に喜んでいただく場面が多く見られました。
本当に感謝、感謝です。
















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  1. 2011/12/29(木) 22:04:12|
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12月に入ってからの冬物支援物資 その4



昨日仕分けした冬物支援物資のご紹介です。



今回は女性用の衣類を多く送っていただきました。



こんなにたくさんのダウンコートです。



ウールのコートです。



今回の物資で多いのがマフラーやストールです。



タートルネックのセーターもたくさんきています。



今日も沿岸部の在宅避難者へ向かいます。



在宅避難者の方々は、津波で自宅が奇跡的に残った人たちですが、自宅の修理に多額の費用がかかり、毎日の生活に必要なものが購入できないのが現状です。











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  1. 2011/12/29(木) 21:48:35|
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12月から届いた支援物資 その3



今回の冬物支援物資で多いのがダウンジャケットです。最近の最高気温が2℃ととても寒い日が続いていますので、ダウンジャケットはとてもありがたい支援物資の一つです。



LLビーンのジャケットです。



これは今年売れたユニクロのライトダウンですね。



厚手のダウンですね。



ダウンコートです。女性の方々に喜ばれますね。







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  1. 2011/12/29(木) 21:21:45|
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支援物資子ども用冬物衣類の仕分け



今日は遠藤農園に集められた子ども用冬物衣類の支援物資を、サイズごとに仕分けしました。手が足りず、4歳の娘もお手伝い。「これこれ、サイズは?」といいながら手伝ってくれました。



玄関の廊下にサイズを書いたビニール袋がずらり並んでいます。この中にサイズごとに仕分けします。さぁがんばるぞ!



今日届いた子ども用衣類は全部新品でした。本当にありがとうございます。
お母さんたちがよろこびます。



娘も「はいお父さん!」と、一生懸命に衣類を運んでくれました。これを明日、沿岸部の自宅避難者へ運びます。




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  1. 2011/12/28(水) 21:23:32|
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12月から届いた冬物の支援物資 その2



女性用の新品の靴下がたくさん届きました。



大きな電気カーペットです。



新品の石油ストーブです。これは在宅避難者へお届けします。



女性用のスーツも2着届きました。



湯たんぽカバー用の厚手の生地やマフラー、冬物子供服です。



男性用の新品の靴下です。靴下はメーカーの前田さん垣本さんからの提供です。



子ども用の新品の靴下です。



ストッキング、湯たんぽカバー用の紐や毛布などたくさんのご支援ありがとうございます。



東京世田谷区の赤岩さん、杉並区の西脇さん、サンバチームクルゼイロ・ド・スウゥさんのご協力もいただきました。多田さん、菅又さん、弓削さん、鈴木さん、フランシス(鈴木さん、稲田さん、井畑さん、阿部さん)大内さん、赤岩さん、藤原さん本当にありがとうございます。












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  1. 2011/12/25(日) 20:40:10|
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12月に送っていただいた冬物支援物資 その1



鎌倉市の橋本さんと東京の小出さんの「なかだち」でたくさんのご縁をいただき、たくさんの冬物の支援物資が届きました。ここで届いた物資をご紹介させていただき、ご支援いただいた方々へのお礼にしたいと思います。



仮設住宅では石油ストーブの使用が禁止されているところがあります。火災が起きると延焼するためです。そこで電気ストーブはありがたいのです。



こちらは電気ヒーターです。



電気カーペットは仮設などの床から冷える場所にはとても助かります。



手袋と電気ヒーター、タートルネックセーターです。



都市ガスヒーターです。仙台市内の被災地へ届けたいと思います。

お届けいただいた方々をご紹介します。

横浜市の塚田さん、根岸さん、東京品川区の辻さん、板橋区の橋本さん、杉並区の長島さん、東久留米市の大野さんありがとうございます。なお、中には到着後すぐに配送したため、写真での掲載ができなかった物資もありますがご了承ください。










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  1. 2011/12/25(日) 20:10:44|
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東京で集められた支援物資が到着しました!



12月23日の夕方、小出さんのお声掛けで集められた支援物資を、東京世田谷区にある深沢アート研究所の、山添ジョセフ勇さんとカブさん、そしてワンチャンのお二人+一匹で石巻市の遠藤農園まで運んでくださいました。長距離運転お疲れさまでした。



ちょうどお二人が到着した日、支援物資を提供している沿岸部のカキ養殖業の友人から支援物資のお礼として「牡蠣」をいただいていました。そこでお二人に支援物資を運んでいただいたささやかなお礼として、その牡蠣で妻がカキフライを作り、遠藤農園のササニシキと一緒に食べていただきました。山添さんたちは震災後、毎月1回石巻市を訪問してくださり、こども達に絵を通した支援をしていただいています。本当にありがとうございました。またこれから今まで小出さんの「なかだち」で運ばれた支援物資を掲載させていただきます。

こども造形教室・緑化研究室 深沢アート研究所はこちらです。

http://www.hukalabo.com/
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  1. 2011/12/23(金) 23:48:15|
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高校生が湯たんぽカバーを製作!



高校家庭科の先生が生徒に呼びかけ、被災地の方へ支援物資として鎌倉市内から届く「湯たんぽ」のカバーを、被災地域の商店や鎌倉市の方々から提供していただいた古着やフリース・布地を使い製作しました。被災地域した商店の方々と被災地の高校生、そして鎌倉市方々、そして橋本さんと湯たんぽメーカーさんのコラボレーションです!



この記事は少し薄手ですが、湯たんぽに薄いタオルを巻いて入れていただくといいです。



これは毛布とフリースの生地を使って製作しました。厚手なので、直接湯たんぽを入れてください。



ひとつひとつ、心を込めて丁寧に35枚を製作しました。被災地の高校生が、被災地の方々に作る湯たんぽカバーは、自分たちで復興していこうとするメッセージでもあります。



湯たんぽも温かいのですが、多くの方々の気持ちが一つになった、とっても温かい湯たんぽカバーです。呼びかけとご指導いただいた家庭科の先生、湯たんぽと生地を提供していただいた橋本さん、地元から生地を集めて運んでいただいた平山さん、そのなかだちをしてくれた大桃さん、湯たんぽを提供いただいている辻本プラスティック工業さん、本当にありがとうございます。









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  1. 2011/12/22(木) 21:28:29|
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今年も白鳥がやって来ました!



12月に入り、もう来年の秋を目指して土作りが始まりました。苗代になる場所だけを稲の株が転ぶ程度に浅く耕します。それ以外の田んぼ耕さずそのままにしておきます。そうすると来年にはふわふわの苗代ができています。早速、田んぼに水をいれ2日ほど経過した日の朝の風景です。あちこちから白鳥が集まって来ました!



さぁ我が家のやんちゃ兄弟はこの日をとても楽しみにしていました。「白鳥さんたち、今年も僕の田んぼにきてくれるかなぁ」と心配していましたが、この日は、早朝から白鳥のたくさんの鳴き声が、子どもたちの寝ている部屋にも聞こえるほどで、「あっ!白鳥さんだ!」と息子が飛び起き、2階の窓から田んぼを見ると・・・なんと!130羽以上の白鳥が飛来していました。子どもたちは「白鳥さんに挨拶しなくちゃ」と早速出かけました。



お兄ちゃんは、最近テレビで見た「坂の上の雲」の一場面を真似して、歩伏前進しながら白鳥に近づいていました。ちょっとテレビの影響受けすぎです。



白鳥たちは稲の株をひっくり返したり、落ち穂を食べています。大震災の疲れを忘れさせてくれます。



子どもたちは冷たい水に手を入れながら、泥をさわって遊んでいました。



子どもたちは白鳥さんに挨拶しようと近づいたところ、驚いて飛んで行きました。子どもたちは「また来てねー!」と大きな声で叫んでいました。





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  1. 2011/12/18(日) 06:50:13|
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暖房器具や冬物衣料の支援物資がたくさん届きました!



鎌倉の橋本さんの呼びかけと、小出さんの「なかだち」で多くの冬物衣料や暖房器具が届けられました。東京国立市の鈴木ゆかりさんありがとうございます。



このほかにも以前に新品のダウンジャケットやフリースなど温かい衣料品が届きました。



いまでも夏物衣料が支援物資として届けられている仮設住宅があるそうです。



毛糸の帽子やマフラーはとてもありがたく、とくにお母さん方に感謝されています。



子どもたちにはLEGOのおもちゃや、人形に絵本を届けていただきました。
人と人とのつながりが、心を温かくしてくれます。

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  1. 2011/12/16(金) 21:46:52|
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ふゆみずたんぼの苗代作り始まる



いよいよ来年に向けて苗代作りが始まりました。半年かけて苗代を作ります。稲の株が転ぶ程度に浅く耕し、水を入れます。半年後には平らできれいな苗代ができています。誰がつくるのか?それはイトミミズ達です。



田んぼがなかなか乾かないので、トラクターに補助車輪をつけての作業です。2輪駆動の古いトラクターなので補助車輪はとても助かりますね。
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  1. 2011/12/04(日) 18:11:05|
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