稲刈りの時期が近づき、コンバインの修理やお米の積み込みに使用するフォークリフトを動かそうとしたら…なんとギアが入りません、走行ギアとシフトギアがなかなか入りません。何がおかしいと考えてみたところ、クラッチの固着だと気が付きました。昨年、フォークリフトの利用が極端に少なかったため、クラッチが固着して離れなくなったんですね。そこで初めてフォークリフトのクラッチを開けてみることになりました。トラブルなのに、初めて開けてみる機械は、なぜかワクワクしますね。
[日産フォークリフトNH−01クラッチ固着 その1]の続きを読む
- 2013/09/19(木) 21:36:11|
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今日、近所の農家さんからメンテナンスを依頼されました。なんと日産のNH01です。私が所有するNF01の次期型式です。
灯火類もきちんと作動します。
デザインがシャープでかっこいいです。
駐車ブレーキもレバータイプになっています。また計器類もついています。
これがエンジンルーム。とても整然としていて、とてもきれいなエンジンルームです。エンジンオイルだけでなく作動油もとてもきれいでエンジンのヘッド内もピカピカです。こんなに古い機械なのに、こんなにきれいなエンジンは初めてです。
キャブレターもNF01のタイプから変更されていますね。
あんまりきれいなエンジンルームのためもう一枚パチリ。
この車体が作られた時のコンセプトは「人間尊重」だそうです。乗っている人にやさしくということですね。そのために、運転席の下にショックアブソーバーが2本付いています。ソフトな乗り心地です。
最後にこのエンジンルームは運転席の天盤の他に3方向に開くためとてもメンテナンスしやすいです。やはり「人間尊重」していますね。
- 2009/09/22(火) 23:03:40|
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フォークリフトをよーく観察していたところ、ラジエターから綿ぼこりが飛び出しているのことに気がつきました。30年近く掃除されたことのない機械ですからどうせ一度は掃除しなければと思い、クーラント液の交換とファンベルトの交換とセットで行うことにしました。
三菱コンバインMC20Gのラジエター取り外しや、クボタトラクターL2600のラジエター交換の経験を活かして挑戦しました。あっという間に取り外すことができました。ついでにファンベルトのVベルトも摩耗していたので取り外しました。
ラジエターはかなり汚れておりました。コンプレッサーで吹き付けたところ、目の前が見えなくなるくらい埃が舞いました。ゲホゲホ・・・
クーラント液も黒ずんでいました。新鮮なクーラントを注入。
切れそうなVベルトも新品のバンドウベルトに交換です。
はいこのとおり。簡単に取り付けられました。エンジンルームが狭いコンバインに比べれば簡単でした。
最後に新鮮なクーラント液と防錆剤を注入して、今回の作業は終了です。
- 2009/04/21(火) 20:53:24|
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フォークリフトを点検すればするほどいろいろな場所が傷んでいます。オイル漏れが何箇所か確認できます。
ステアリングの付け根にオイルのにじみを確認。
ブレーキの倍圧装置の付け根からのオイル漏れも確認。購入した際、ブレーキオイルタンクはからっぽでしたから。補充します。
ブレーキオイルは「DOT3」のオイルを使用しました。
- 2009/04/16(木) 22:34:45|
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フォークリフトと言えば「油圧の車」というぐらい油圧オイルは大切です。そこで油圧オイルを点検すると、・・・・・・・真っ黒いオイルでした。本来のフォークリフトの油圧オイルの色は「透明」です。業界では「白いオイル」というぐらい、奇麗でなくてはならないのに「真っ黒」でした。
油圧オイルフィルターを外すと、やっぱり真っ黒でした。これも交換です。
フォークリフトは車高がとても低いため、作業が大変です。まず。後輪を厚い板の上に載せ、フォークを手前に倒し、フォークの下に角材をはさみ、次にフォークを前に倒すと前輪が浮き上がり、車高が上がり作業がしやすくなります。やっと見えたドレンボルトです。
あー真っ黒な油圧オイルです。
新しい油圧オイルフィルターを取り付けます。締めすぎにご注意を。オイルをフィルターのゴムパッキンに少量指で塗り、手でまわして取り付けました。
その後、新品の油圧オイルを入れました。オイル粘度は32番で、かなり柔らかいオイルでした。その後エンジンの動きも変化が見られ、油圧の動きも滑らかになりました。やっぱりオイルは機械の「血液」ですね。オイルもサラサラになり、健康になりました。
- 2009/04/16(木) 22:21:46|
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今回購入した日産フォークリフトNF−01はかなり古く、メンテナンスもされていない車体でした。そこでさまざまな場所を点検してみました。まずは空気の取り入れ口、「エアーフィルター」です。このとおりオイルが滲み、油が腐ったようなにおいがします。
まず、油やほこりで汚れたキャブレターをワコーズのキャブレタークリーナーで掃除しました。泡を吹きつけるタイプで、エンジンをかけてエンジンからキャブレター周辺が温まってからクリーナーを吹き付ける作業を4回繰り返しました。以前よりきれいにエンジンが吹けるようになりました。
新しいエアーフィルターをはめ込んで終了です。とても気持ちがいいです。エアーフィルターの部品は日産サニーやADバンなどのエンジンと同じパーツを流用しているようです。
- 2009/04/16(木) 22:07:27|
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遠藤農園は私と父の二人で運営していますが、父も70歳。重いものを持つことが難しくなってきました。農業にはさまざまな作業がありますが、そのほとんどが重いものを持つのです。そこで少しでも重労働が軽減するために、知人から譲り受けました。
ところがこのとおりです。なんせ20年以上前の機械ですから、バッテリーも上がり、錆や老朽化は否めません。そこでこのフォークリフトも整備することになりました。
プラグもこの通り、すすけたり、オイルが付着しています。オイル上がりかな。
- 2009/04/06(月) 22:51:31|
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